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漁師さんもZoomを使うわけ

Zoomを使うわけ工務店受注ツール

新型コロナウィルスで最初に大きな売り上げ減となったのは、

  • 観光業
  • 飲食業

でした。

旅館には泊り客がいなくなり、

宴会や外食そのものが自粛となりました。

それにより、今度は、漁師さんの売り上げも激減したそうです。

 

激減したものもあるが、激増したものもある

ところが、激減したものがある一方、

激増したものもあります。

 

それが、一般の方たちの「おうち時間」です。

そこで、漁師さんはオンラインでの「鯛」の販売を始めます。

 

その結果どうなったか?

2割にまで落ち込んだ売り上げは、なんとか6割まで回復できたそうです。

確かに、6割という数字では、まだまだ厳しいでしょう。

それでも、これは、一つの希望です。

新しい時代が始まったばかりの今、

6割という数字は、これから、十分に頑張って行ける数字です。

 

つながり=ビジネスである

商売というのは、つながりから生まれます。

鯛を買ってくれるお店との付き合いがあってこそ!

漁師さんのビジネスは成り立っていました。

でも、そのつながりが、世界レベルでうまくいかなくなった時、

他のつながりを見つけられないか?

  • そう発想し、
  • 行動した人だけが、

これから先も生き残っていけるのです。

 

Zoomは強力なツールである

しかも、この漁師さんには、

消費者目線のアイディアがありました。

 

鯛を購入してくれた消費者に、

Zoomを使って、「鯛のさばき方」をレッスンしたのです。

 

世の中には、魚のさばき方を教えてくれる動画は山ほどあります。

でも、動画はある意味、一方通行です。

でも、Zoomを使えば、双方向のやり取りが可能になります。

 

これは、消費者にとって、

  • 鯛を上手にさばくことができるようになる
  • 購入した鯛を美味しく食べることができる
  • 非常に貴重な体験ができる

だけじゃありません。

 

漁師さん側にとっても、

  • お客様との強いつながりが生まれる
  • 消費者の欲していることがわかる
  • 自分のモチベーションアップになる

などの大きなメリットがあります。

 

確か、前回の記事では、

オフラインのものをそのままオンライン上に持ってきてもダメなんだ。

そんな話をしました。

ですが、これは、

オンラインだからこそできる

  • 「共有できる場」
  • 「共有できる時間」

を作ってるんです。

だから、うまくいくんですね。

 

まとめ

工務店に新型コロナウィルスの影響が、目に見えて出てくるのは、

まだ、もう少し先かもしれません。

(地域差もあるでしょう)

 

ですが、どれだけオフラインがダメになろうとも、

オンラインのおかげで、私たちにできることはとても多い!んです。

 

確かに、実際に、Zoomを使ってみると、

アナログとは違う難しさを感じる部分はあります。

ですが、

アナログではできなかったことが、Zoomではできるようになる・・・

これは確かです。

 

正直に言えば、これはチャンスです。

なぜなら、新しい時代の新しいツールは、まだ、誰も使いこなせていないのですから。

事実、Zoomを使った工務店ならではのアイディアは、いくらでも出てきます。

が、大事なのは、それを実際に使いながら、

受注ツールにまで、育てていく地道な作業です。

 

とは言え、まずはZoomを体験しないと話になりません。

ぜひ、どちら様も、この機会に慣れておくのがよろしいかと。

 

 

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