オンラインで家は売れるのか?
という質問は、もはやナンセンスです。
緊急事態宣言が延長される中、
どうすれば、オンラインで家が売れるのか?
ここを、今こそ、考えるべき時だからです。
今こそ、オンライン化する
- 人との接触を8割減らし、
- 3密を避ける。
これは、今、日本人全員が取り組むべき課題です。
そのため、
見学会、展示会、勉強会の開催はもちろんのこと、
お客様との対面での打ち合わせすら難しいのが現実です。
こうしたことを、なんとか打破するため、
オンライン化を一気に進めている工務店も少なくないでしょう。
たとえば、
- ホームページのテコ入れ
- SNSのさらなる活用
- オンライン会議の導入
- 動画による見学会などなど
オフライン=オンラインではない
ただし。
多くの工務店経営者が気づいていないことがあります。
それは。
オフライン=オンラインではない、という点です。
つまり、
オフライン(アナログ)で行っていたことを、
そのまま、オンラインに切り替えても、うまくはいきません。
このことは、ある程度のオンライン化を進めてきた工務店さんなら、
実感されていると思います。
おそらく、多かれ少なかれ
- ホームページは作ったけれど、効果を感じられない。
- SNSで「いいね!」がついても、反応は薄い。
- オンライン会議を導入してみたけど、なんとなく違う気がする。
- 動画による見学会も、あまり効果はない。
こんな感想をお持ちのはずです。
オンラインに必要なもの
でも、何故?うまくいかないのでしょうか?
これは、実に簡単な話です。
要するに。
あなた自身、
- オフラインにあってオンラインにないものは何か?
ここが理解できていないのです。
考えてみましょう。
オフラインでは、工務店とお客様はちゃんと場を共有しています。
もちろん、多少、お互いの気持ちにズレはあるかもしれませんが、
物理的に、同じ場所にいる。
これは、人間にとって、非常に大きな共有となるのです。
※スポーツは、テレビで見るより、会場で見た方が一体感が増すでしょう?
一方、オンラインでは、その共有が成り立っているか?どうか?
そもそも、ここが不明なのです。
それは、オンラインの持つ可能性の大きさを示すものでもあるのですが、
まずは、オフラインとは違う!という意識を持ち、
丁寧に共有の場へと導くことが大切です。
まとめ
いつかは、コロナウィルスは終息し、
今まで通りの経済活動が戻ってくる・・・かもしれません。
ただ、問題は、それが、いつになるのか?です。
それまで、ひたすら耐え忍ぶのか?
それとも、余力があるうちに、どう転んでも良いように準備を整えておくのか?
経営者には、決断の時ですね。
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