コロナウィルスで、一気に経済は落ち込んでいます。
気分的にも、車や家など買う気にならない。
そういう消費者が増加しています。
こんな状態の中、
どう希望を見出せば良いのか?わからない工務店経営者も多いのではないでしょうか?
長期戦にどう向き合うか?
今は、
とりあえず、目の前の仕事をこなすことだけに精一杯。
そんな状態の工務店が多いと思います。
が。
コロナが収まった後も、工務店を続けるつもりならば、
今こそ、重要な局面です。
もしかしたら、資金繰り等に、追われ大変かもしれません。
が、たとえ、そんな状況下であっても、
コロナが過ぎ去った後のことを、
- どれだけ考えられるか?
- どれだけ、想像できるか?
ここに、貴社の命運はかかっています。
否応なく、消費者の感覚が変わる
今回の状況は、
リーマンの時とは比べ物になりません。
なぜなら、ほぼ、すべての人に何らかの影響があるからです。
もちろん、今までも、
インターネット、スマホ、AI、グローバル化など、
社会は、それなりに変化してきていました。
ただ、
人間は動物であるがゆえに、
慣れているもの、古いものへの愛着が強く、
それが、社会の劇的な変化を妨げてもいたのです。
が。
コロナが収束した後、待っているのは、
今までとは違う、消費者感覚の大きな変化でしょう。
V字回復は、妄想かも?
政府は、V字回復のための策も考えているようですが、
そもそも、
V字回復というのは、
今までと同じ社会が土台にあってこそ!できる話です。
つまり、
土台そのものが、
- グラついている
- 壊れそう
という状況下においては、ほとんど妄想かもしれません。
むしろ、V字回復を願うのではなく、
- ゼロから始める!
- 革命を起こす!
ぐらいの気持ちが必要だと思います。
確かに、今まで、工務店は、
消費税アップを乗り越え、リーマンを乗り越えてきました。
ですが、
今回、その自負は、役に立たないどころか、
かえって、邪魔になるとすら思います。
なぜなら、乗り越えてきた!という成功体験こそが、
経営者を守りに走らせるからです。
まとめ
今回のコロナウィルスによって、
多くの人が、再認識したことがあります。
大事なのは、言うまでもなく、命。
そして、それを守るために、
衣・食・住、この3つは、どうしても必要だ!
ということです。
ですから、
住に関わる、工務店の仕事は、
今後も、重要な位置を占めていくでしょう。
ただし。
今までと同じような、
- 新築の売り方。
- リフォームやリノベーションのやり方。
は、今後は、衰退していくはずです。
なぜなら、
今まで、工務店が提供してきた「住まい」は、
人間の根源に関わる「住」とは、程遠いものだからです。
もちろん、
もしかしたら、意外に早く、
コロナウィルスは収束するかもしれませんし、
誰もが、それを祈っています。
が。
すでに、土台にはヒビが入った状態です。
つまり。
遅かれ早かれ、「変化」は、やってくるということです。
コメント
どんな生活をしたいのか?
そこに応える家づくりが
これから求められますね。
考えていかなくては!
と、思っています。
今後、消費者の価値観は、大きく変わっていくでしょうからね。