工務店のためにブログを作ってくれるところ、
工務店向けブログのコンサルティングをしてくれるところは、
おそらく、それなりにあるでしょう。
でも、その多くが、
工務店のブログの目的を、
- SEO
- 集客
に位置付けているようです。
確かに、
SEOや集客も、ブログの目的の一つではあります。
が。
本当に工務店のためになるブログは、
SEOとか、集客とかよりも、
受注できるブログです。
集客=受注だと勘違いさせている
おそらく、工務店さん自身も、勘違いしていると思いますが、
集客=受注ではありません。
集客を分母。
受注を分子。
として考えるとわかりやすいと思います。
たくさんの集客をして、
分母が10000だとか100000だとかになったとしても、
分子が0!!!なら、
何の意味もありません。
もちろん、
分母が大きくなれば、分子がドンドン増えていく
そんな工務店も、現実に存在しています。
でも、そういう工務店は、
もはや、地元の工務店とは呼べないぐらいの規模なのです。
ブログ集客で成功している工務店は?
ネット検索してみれば、一目瞭然ですが、
ブログを集客の手段にして、
めちゃめちゃ成功している工務店は、確かにあります。
ですが、
会社概要を見てみると、
社員数は20人以上だったり、
資本金は億単位だったりして、
- 地元でのネームバリュー、
- ネット広告にかける費用
- ブログにかける時間や手間等々、
小さな工務店にマネできる要素は一つもないことがわかります。
こうなってくると、
ネット上においても、資金力豊富な会社だけが生き残るのか?
そう、絶望したかもしれません。
が。心配はいりません。
今は、多様性の時代です。
それでも、隙間はある!!
お金も人も使って、
ブログを集客に使っている工務店は確かにあります。
でも。
それでも、皆が皆、そうした会社に引き寄せられるわけではありません。
確かに。
そういうブログを見ると、圧倒されます。
でも、消費者としては、自分が求めているものとは、ちょっと違う。
そう感じる部分もあるんです。
この、「ちょっと!」
こここそが、
小さな地元の工務店が生き残っていける隙間です。
「え?隙間?」
と嘆かなくて大丈夫です。
アナログの隙間ならば、かなり経営は厳しいですが、
ネット上の隙間は、あなたがイメージしているよりも、
何十倍、何百倍も大きいものです。
どんなブログを作れば良いのか?
では、一体、どんなブログを作れば良いのか?
要約すると、ポイントは2つしかありません。
- 更新頻度がコンスタンスにある(最低、月1、2回は必須)
- 事例が豊富に掲載されている
たった、これだけです。
ただし。
費用を抑えつつも、ファンを増やす。
という意識は常に必要なので、
- ブログそのものの設定と
- ブログに掲載する事例の内容についても、
大切な、いくつかのポイントがあります。
このポイントについては、
長くなりそうなので、次回以降で、お話ししていきたいと思います。
まとめ
集客とかSEOを目的にしている限り、
本当に工務店のためになるブログはできません。
そもそも、
ネット上だけで、すべてを完結できるビジネスと、
地元の工務店の仕事は、大きく異なっています。
それを一緒くたにして、
無理くり進めようとするのは、
ある意味、消費者を置き去りにしていると言ってもいいでしょう。
特に、1人親方や、
社員5、6名ぐらいまでの地元の工務店さんには、
自分達ができる範囲で、いかに結果を出すか?
ということに、まずは、フォーカスした方がいいんです。
そのためには、
工務店のためのブログは、
リフォーム→リノベーション→新築
という流れで、進んでいく(練習していく)のが良いと思います。
- まずは、ブログの力を知る。
- まずは、ネットの力を知る。
ここから、始めていきしょう。
コメント